10月 20th 2017 -

企業概要
株式会社 西野医科器械は、1969年10月に創業された医療機器関連機器を販売している会社です。
当初は、個人事業主として行っていた様ですが、1972年10月に有限会社化し、更に、1980年12月に株式会社化しました。
1995年、文京区に本社ビルを構え、静岡、栃木に営業所を開設し現在に至ります。
本社は江戸川区にありますが、住所的には住宅地の為、文京区湯島にある「東京営業所」が実質的な本社機能を持っていると考えられます。

因みに、文京区湯島は、何故か「医療機器販売会社」が多く存在しており、湯島駅から湯島天神に上がってゆく裏通りには、多くの医療機器会社が存在します。
これは、諸説ありますが、江戸時代「小石川養生所」があった事に由来するとも言われております。

取扱商品
公式サイトの事業内容等を見ると、一般的な医療機器の販売は勿論ですが、「オプティマス」と言うブランド名の商品の輸入代理店として販売している様です。
商品としては医療機器なので不正確かもしれませんが、布と添え木の良いところを取った商品の様です。
骨折などをした場合、ギブスや添え木などをして固定をするのですが、この「オプティマス」シリーズは、不織布やグラスファイバー、ポリウレタン樹脂などを使い、布の様に患部に撒きつけたり、固定したりするとその形で固まる性質がある様です。
骨折やねんざなどをすると分かるのですが、石膏のギブスは意外と取扱が面倒ですが、この商品は水に濡らし、形を決め、それが乾燥することにより硬化する様な商品ですので、取扱が楽そうです。

強み
45年以上の社歴を持ち、従業員数60名以上、売上95億(2017年3月期)と素晴らしい数字だと思います。
取扱商品を見る限りにおいては、「外科」系の医療機器に強いと感じるラインナップとなっており、また、オリジナル商品として扱っている「オプティマス」シリーズも整形外科の分野に当たります。

2009年に静岡県三島市に、2015年に栃木県壬生町に、それぞれ営業所を出しています。
販売許可も当初は、高度医療機器等販売業・賃貸業だけでしたが、修理、医療品販売、毒物劇物一般販売、再生医療等製品販売と販売商品を増やす施策も行っております。
これは、2005年に資本金を1000万から3000万に増資していますが、営業所の開設など積極的な営業姿勢の表れだと判断出来ますので、転職先としては、魅力的な企業と判断致します。

西野医科器械.jpg